HOME に戻る
INDEX に戻る

クレマチス 系統別特徴


アーマンディ系

Armandii group
旧枝咲き,弱剪定,春咲き
常緑
インテグリフォリア系

Integrifolia group
新枝咲き,強剪定,四季咲き,木立性または半蔓性
耐暑性,耐寒性共に強い,冬は地上部が枯れる。
花後の剪定…花をつけた枝の地際より2〜3節残して強剪定→40〜60日で2番花
         2番花後も同様に剪定。
冬期の剪定…地際近くの充実した芽の上で切り戻す。
アトランジェ系

Alpina & Macropetala
旧枝咲き,弱剪定(切り口から枯れることがあるので注意),春咲き
高山性で冷涼な気候を好み夏の暑さに弱い。
根が細く過湿に弱いので水はけに注意。肥料も控えめにする。

花後の剪定…花がついていない枝も上から2〜3節ほど剪定。できるだけ蔓は残す。
ヴィオルナ系

Viorna group
新枝咲き,強剪定,四季咲き
耐暑性,耐寒性共に強い。
冬は地上部が枯れる。
ヴィチセラ系

Viticella group
新枝咲き,強剪定,四季咲き
耐暑性耐寒性共に強く丈夫で初心者向け。
冬は地上部が枯れる。

花後の剪定…花をつけた枝の地際より2〜3節残して強剪定→40〜60日で2番花
         2番花後も同様に剪定。
冬期の剪定…地際近くの充実した芽の上で切り戻す。
ジャックマニー系

Jackmanii group
新旧両枝咲き,強剪定,四季咲き(花期5〜10月または6〜10月)
強健で中輪多花性、育てやすい。
冬は地上部が枯れる。

花後の剪定…花をつけた枝の地際より2〜3節残して強剪定→40〜60日で2番花
         2番花後も同様に剪定。
冬期の剪定…地際近くの充実した芽の上で切り戻す。
シルホサ系

Cirrhosa系
旧枝咲き,弱剪定,晩秋〜初春咲き(冬咲き)
夏に葉を落として休眠する。休眠中の7〜8月は水を控えめに管理。
やや寒さに弱いので注意。
タングティカ系

Tangutica group
新枝咲き,強剪定,夏〜初秋咲き(真夏は花を休む)
根が細いので、過湿に弱く水はけの良い用土に植える。
生育旺盛で地植え向き。
テキセンシス系

Texensis group
新枝咲き,強剪定,6月〜初秋咲き
耐暑性,耐寒性共に強い,冬は地上部が枯れる。

花後の剪定…花をつけた枝の地際より2〜3節残して強剪定→40〜60日で2番花
         2番花後も同様に剪定。
冬期の剪定…地際近くの充実した芽の上で切り戻す。
パテンス系

Patens group
旧枝咲き,弱剪定(伸びすぎたら中剪定),一季咲き性が強い(花期5〜6月,9月)
早咲き大輪,カザグルマが交配親

花後の剪定…花の2〜3節下で剪定→40〜60日で2番花
春先の剪定…花芽の付いている枝を残し、枯れ枝や芽吹きの悪い枝を剪定。
フロリダ系

Florida group
新旧両枝咲き,任意剪定,四季咲き(花期6〜10月)
中国原産種の系統
立ち枯れと新芽を繰り返して新陳代謝をする特性があるので大株にはなりにくい。

8割ほど咲いたところで剪定しないと一季咲きで終わってしまう。
 弱剪定→すぐに花がつくが大輪で数が少ない
 強剪定→花がつくのに時間がかかるが小輪で多花。
フォステリー系

Forsteri group
旧枝咲き,弱剪定,晩冬〜春咲き
常緑性,過湿を嫌うのであまり雨に当てない方が良い。ロックガーデン向き。
11〜1月は特に乾燥気味に管理(水やりは月1回くらい)
ヘラクレイフォリア系

Heracleifolia group
新枝咲き,夏〜秋咲き,木立性のクレマチス,日本のクサボタンなど
冬は基部を残して葉を落とす。
耐暑性耐寒性共に強く丈夫で、春先に枯れた古枝を切り落とす程度の管理で可。
モンタナ系

Montana group
旧枝咲き,弱剪定(春先に枯れ枝や花芽のない枝を切り落とす程度),春咲き
高山性のため夏の暑さに弱い,根が細いので過湿に弱く水はけのよう用土で肥料も控えめ。
水切れにも注意。
多花性,地植え向き

花後の剪定
花首(花のすぐ下)を切るか、花首の1節下で切る。
花後すぐに花芽のない新枝が伸びてくるので長い蔓は強剪定してもかまわない。
8月ころまでは形を整える程度の弱剪定をし、冬は枯れ枝と花芽のない蔓だけを切る程度。