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クレマチス 挿し木


このページは2009/6/13クレマチスの丘における金子明人氏及び助手の方のアドバイスをもとに構成しました。


用意するもの 挿し穂(あたりまえ^^;),黒のビニポット,パーライト,小粒赤玉,鹿沼土,バケツや洗面器

1.挿し穂は切ったらすぐに水につけておく。

2.挿し穂は、軟らかすぎず硬すぎずの部分を2節ずつに切って使用。
  切り口の組織が潰れると発根しないので、よく切れるハサミかナイフで切る。

3.半日ほど水揚げしておく。

4.ポットの底に鹿沼土を敷き、パーライト(できるだけ粒が細かい方が良い)を8分目まで入れる。

5.水を注いで、ポワワ〜ンっとパーライトが上に浮かんでくるのがベスト。
  これを水につけた状態で挿すと、すっと挿せて切り口も傷まない。
  1ポットに2本くらい挿す。

6.ポットを水からあげて底からジャーっと水を抜くとパーライトがギュッと締まる。

7.挿し穂を固定させパーライトが風ですっ飛ばないように、表面に赤玉を敷いて、挿し穂がぐらつかないように
  手でしっかりと押さえておく。

8.腰水にして戸外の半日蔭で管理。10日くらいしたら腰水の量を減らす(1cmくらいにする)。
  いつまでもちゃぽちゃぽの状態にしておくと発根しにくい。

9.発根を確認しなくても、2週間くらいしたら液肥を混ぜると良い。

10.発根は3週間後位から始まるので4週間経ったら腰水をやめて、普通に水やりする。

11.2ヶ月ほどするとポットの底から根が見えるようになるので、根を確認したら鉢上げする。

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Q パーライトではなくて鹿沼土などを単用してはダメですか?
A 鹿沼でも赤玉でもできないことはないが、クレマチスはパーライトとの相性が最も良い。

Q バーミキュライトを使うと書いてあったテキストがあるのですが…
A もちろんできないことはない。最近、バーミキュライトが良いという話もあったが、やはりパーライトの方が良い。

Q 黒ポットの替わりに透明なプラコップを使っても良いですか?
A 発根部を暗くしておくことが必要。光が当たるようでは発根しにくい。

Q 水挿しで発根したのですが…
A それは運が良かっただけ。パーライトにちゃんと挿した方が確実につく。

Q どの品種でも挿し木は可能ですか?
A できない品種もある。それは1つ1つ自分で挿してたしかめてみて。