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ヘレボルス
Helleborus
別名 クリスマスローズ

キンポウゲ科


その他の栽培種はこちら
発芽条件 湿り気を保った状態で、20〜25℃を1ヶ月半と4℃以下を1ヶ月半経験させると発芽する。
7月下旬までに播いて直射日光と雨の当たらない所に置いておけば条件はクリア^^
基本用土 赤玉中粒:腐葉土:軽石小粒=5:4:1 これに籾殻燻炭を少々混ぜる。
赤玉中粒は洗って微塵を落とす。このひと手間で夏越しが楽^^
腐葉土はふるいにかけて微塵を落とす。
植替え時の基本 2〜3日前から水を控えて土を乾かしておく。それを湿らせた用土に植え替える。
水やりは植え替え直後にはせずに、翌朝たっぷりやる。


播種
自家採取種の場合は、採り播きが基本。
高温処理された購入種の場合は、9月下旬までに播く。

殺菌のため、播種前にダコニール1000倍液につける。
(しなくてもいいけど、発芽までの期間が長いし、種が高価だから念のため)

種まき用土は、赤玉小粒単用または、赤玉小粒:バーミキュライト=8:2

3.5号ポットに10粒くらい播く。
覆土は1cm(覆土が薄いと殻つきで発芽しやすい。)

日陰の雨の当たらない所で乾燥させないように管理。

1月中旬から発芽が始まる。

殻つきで発芽してしまった場合
 湿らせたティッシュなどを被せて湿度を保つと殻が取れやすくなる。
下の画像は、2006/3/18撮影 栽培記録 2005/9/20播種,2006/1/中旬〜発芽




ポットあげ

2006/4/7撮影
早春にポットあげ(本葉1枚でするのが理想的)

3号ポットに1株ずつ

用土は、赤玉小粒:腐葉土:軽石小粒=5:4:1

栽培記録 2006/3/26ポットあげ




夏越し
週1のペースでやっていた液肥を6月いっぱいで止める。

今まで同様、日当たりがよく、雨が直接かかりにくいところで管理。
ただし、真夏は午後2時以降は日陰になる場所で管理。

水やりは、夕方たっぷり。乾かし気味に管理。

8月中旬から新葉が出てきた。


夏越しのポイントは、肥料を切ることと水を控えること
上2006/6/11,下2006/9/3撮影




植え替え
秋に3号ポットから4.5号鉢に植え替え
 基本用土使用。元肥としてマグァンプKを入れておく。

植え替え2週間後から置き肥(プロミック)と週1で液肥

栽培記録 2006/10/14 4.5号鉢に植え替え
2006/10/14撮影


2007/2/11撮影 4.5号鉢 2007/4/7撮影 6号鉢 2007/6/23撮影 6号鉢


栽培記録
2007/2/11 4.5号鉢から6号鉢に植え替え

 基本用土,元肥にマグァンプK,
 梅雨明けまで置き肥(プロミック)と液肥

2007/10/8 6号鉢から7号鉢に植え替え
 基本用土,元肥にマグァンプK,
 植え替え2週間後から置き肥と液肥再開
2007/10/8撮影 7号鉢




花色と気温の関係について
蕾が形成される時期に寒さが足りないと花弁に緑の筋が入る。
暖冬などではよく見られる。

蕾が出てから何度も凍結や雪にあうと花弁の外側が赤くなる。

黄色は十分な低温に当てないときれいに発色しにくい。

赤系,黒系などの色の濃いものは、低温をゆっくり当てることによって
鮮やかに発色する。
2008/2/3撮影 花芽 情報提供 たまさん他




開花
2008/3/2開花,1株に5個の花。 
純白のはずが緑がかかっている。十分に低温に当たらないと緑の筋がはいるそう。
2年目以降は色が安定するそうなので、来年に期待。

初年の今年は10個の花をつけた。
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その後
2009/10/12 1株だけ7号鉢のまま植替えし、残りは地植えに。この年はかなり咲いた。
2010/10/10 7号スリットポットに植え替え。




開花後の手入れ
採種する予定がない場合は、退色してきたら早めに花を切り落とす。
土の清潔を保つために花粉が土の上に落ちないように早めに花を切る。
花や葉を切った後の残りの茎は、茶色くなってスポッと抜けるくらいになったら取り除く。

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