TOUR2010-11 BORDERLESS 50×50 ROCK'N'ROLL SUICIDE

２０１１年２月４日(金）　名古屋国際会議場センチュリーホール　開場18:00／開演18:30


今日のチケットは一般で買いました。１５年以上ぶりに電話でチケットの申込をしました。
発売開始直後は全く電話が繋がらず、もうあきらめて畑仕事へ。
畑仕事を終えて戻ってきた正午にダメ元で電話したらすんなり繋がって買えました。

というわけで、ホールクラスの会場では初の２階席からの参戦でした。
２階席の後方でしたが、横の通路がステージ中央なのでほぼど真ん中、
♪高度３０００メートルからの視界は今日もクリアなまま♪で見晴らしの良い席でした。
周りもそれほど大騒ぎする人はいないので、ゆったりと双眼鏡観戦可能で満足でした。
画像はHIMURO com. のツイッターより
上から見下ろす席なので、今まで気づかなかったことも見えました。
床に落ちる照明まで計算されつくされていてとてもきれいでした。
酸素コーナー（？）のテーブルの横に貼られているパテーションの裏に常にスタッフが待機していて、
酸素吸入や水分補給の介助をしていました。
ヒムロックが客席にペットボトルを投げる際に床にこぼれる水をペットボトルを投げるたびに拭くスタッフもいたり。
ステージ袖の舞台監督の星野さんがヒムロックといっしょに熱唱していたり（笑）

今日は喉の調子が良くなさそうで高音が出にくい状態だったので歌はイマイチでしたが、リラックスしきったＭＣがおもしろかったです。
このＭＣだけでも名古屋まで行った価値はあるかな。

おまけ：席に行ったらなんと私の席にお父さんといっしょに来ていたガキがしゃあしゃあと座っていました。
この親子、実は３階席で、私に「ここは３階だよ」などとしゃあしゃあと（−−）
「ここは２階です！」と言ったら、「あ、そう」とどいてくれたけど。。。


セットリスト

01.Rock'n'Roll Suicide 　　　　　　　　　
02 Doppelganger
03 BANG THE BEAT
04.PARACHUTE
05.Weekend Shuffle
06.SILENT BLUE
07.ONE
08.STORMY NIGHT
09.MOON
10.MISSING PIECE
11.Sarracenia
12.Claudia
13.Say Something
14.The Distance After Midnight
15.My Name is "TABOO"
16.忘れてゆくには美し過ぎる…
17.NO MORE FICTION
18.LOST WEEKEND
19.TASTE OF MONEY
20.WILD AT NIGHT
21.WILD ROMANCE

EN1
01.SWEET REVOLUTION
02.IN THE NUDE

EN2
03.ANGEL
04.SUMMER GAME
.
サポメンさんたちのツイッターより

「名古屋国際会議場、ラスト４本！ 氷室さんも到着したしぼちぼちサウンドチェック！」（ 2/4 14:53本田さん）

「名古屋一日目終了！今日は、氷室さんのＭＣも冴えてたねｗ 良く聞かれるスライディングですが、もちろん膝が痛いっすよ。衣装の下に膝当てサポーターを付けるようになったのでだいぶマジになったけど。ちょっとでも盛り上がってくれるなら、全然平気っす！」（2/4 21:36本田さん）

「名古屋にて会場ＲＨ終了！今日は出る…かッ…！？出るやもッ！？『伝家の宝刀』♪♪♪」（2/4 16:59ＤＡＩＴＡ）


ステージ概要

革パンに革のコート、レザーチョーカーにロザリオにウォレットチェーンに・・・今ツアーの定番衣装で登場！
紙はアルバムジャケットの髪型をベースに前髪を短めに切って下している感じ。
開始時間を確認するのを忘れたけどほぼ定刻だったと思います。終了は20:50でした。

01.Rock'n'Roll Suicide 　　　　　　　　　
02 Doppelganger
03 BANG THE BEAT

んー、いつも思うんだけど、♪YOUR VOICE 聴こえてるぜ　ノイズに溶けない叫びが♪ ってとこ、熱唱せずにＣＤみたいにささやくように歌って欲しいなあ〜。

ここでいつものお着替えタイム。今日はキンキラキンのシャツに着替えていました。
そして「Hey Hey Hey．．．、追加公演名古屋Babyようこそ！思いっきり騒ごうぜっ！」
ん？ 今日は追加公演じゃないよ^^；

04.PARACHUTE
05.Weekend Shuffle

「今回は、50×50 ROCK'N'ROLL SUICIDE っていうタイトルで５０本やっているんだけど、今日と今日の明日と（変な言い方^^；）横浜で２本やって残り４本、東京以外では（ヒムロック的にはやはり横浜＝東京なんだね^^；）ここが最後っちゅーことで、非常にこの記念すべき公演が名古屋で非常に嬉しいです。
俺はゆっくりな曲もたくさん持っているんで、このあとは少しゆっくりめの曲を聴いてもらいたいなっと思います。」

06.SILENT BLUE

うわっ、この曲やっぱり歌いにくそう。。。　今日は喉の調子悪そうだなあ。。。

07.ONE
08.STORMY NIGHT

この曲の照明が大好きなんだけど、２階からだとイマイチかも

ここで、すっごく長い世間話ＭＣ。
脈絡なくべらべらしゃべっていたのでよく覚えていないけれど、東海ラジオと今回のツアーの失敗（笑）と犬猫の話しが主でした。
かなり端折りつつ＆妄想を加えつつ（笑）ＭＣ再現してみます。

「昔まだバンドが有名になる前に名古屋の東海ラジオでＦＭロックステーションっちゅー番組を持たせてもらっていて、
そのころはまだバンドが世の中に認められなくて誰も全然相手にもしてくれなかったころなんで、俺は他のどの場所よりも名古屋には思い入れが深いんだよ。
俺にとってはすごい恩人である東海ラジオの加藤ヨサオさんが．．．。名古屋にエルっていうライヴハウス、今でもあるよな？
そこの○○さん（←聴き取れなかった）が全然売れてない俺らを相手にしてくれて、自分らでツアーを組んで名古屋に来てたんだよ。
そのライヴハウスでやっているときに、東海ラジオのヨサオさんが観に来てくれて、そっからユイ（ユイ音楽工房）に紹介してくれたんだよ。
ヨサオさんがあの時ユイに紹介してくれなかったら、今の俺はここにいないってくらいの恩人です。」

「今回のツアーでは、このパートで比較的長いＭＣをやってるんだけど、静岡では７分半、会場で聴いているみんなをぶっちぎりで無視して尖閣諸島の話しを延々７分半にわたってぶちかましたんだけど（笑）　あれはめちゃくちゃ不評でさ。それを超える８分半てのもあるんだけどさ（笑）
その時は十字軍とイスラエルの話しを８分半もしたっちゅー。
俺としては、尖閣諸島も十字軍もなかなか味わい深い話しだったかなと思っているんだけど、めちゃくちゃ評判悪くてさ（笑）
まああれだな、おまえらにはちょっと程度が高すぎたと思うんだよな。東海ラジオを聴いているような連中には、俺が何言ってんだか理解できなかったんだな（笑）」

「で、次の曲に行く前にテーマをふるために、なんちゅーかボーダーを引いてこっち側とこっち側では正義の概念が違うっちゅーことを尖閣諸島と十字軍で言いたかったわけよ。
あのさ、このライヴでちょっと失敗だったのは．．．（ここでヒムロック一人でうけて一人で笑い出す^^；）。
失敗もあるんだよ！もう自分でも自覚してるよ。だいたいここのパートが長すぎるっちゅーのがそもそも失敗なんだよ（笑）
この真冬のライヴでさ、ここまでくる間にイケイケの曲でみんな汗かいて、そこで俺が８分半もぶっちぎりで話をするとみんな風邪ひいちゃうつーの（笑）」

「今日はおまえらにもわかるような簡単な話をするけどさ。
うちのかみさんが毎回ツアーについてきて俺の世話をしてくれるんだけど。
まあ結婚して長いこともあるけど、ツアーのない日は俺はホテルでほとんど死んでいる状態で、かみさんの相手なんかしてられる状態じゃないのよ。
で、「つまんない」と。
それで３ヶ月くらいの犬と猫を買ったんだけど。（え！？　ホテルで犬猫を飼えるの？）
犬が「プラダ」で猫が「ミュウミュウ」っちゅーふざけた名前で（笑）
プーちゃんとミュウミュウがさー。（「プーちゃん」って呼んで頭をナデナデしているわけ？^^；）
犬と猫って普通仲が悪いだろうっと思うだろ？でも３ヶ月もいっしょに飼っていると、犬は自分のことを猫だと思っていてめちゃめちゃ仲良いんだよな。
この程度の話しはおまえらにもわかるよな？（笑）
だからさ、真ん中にボーダーを引いてこっちはこっち、あっちはあっちって区別するのは中途半端に賢いやつらが正義を振りかざすためにだな．．．。
なんのこっちゃ？何言ってるんだ俺は？（笑）（またまた一人でうけるヒムロック^^；）」

「そうだよ、１８年くらい前に中国で天安門事件があった時に、松井さんと月から見た地球は国境線なんかない、人種もジェンダーも貧富の差も宗教の違いもないと。
いつか地球に住んでいる俺らがその違いを乗り越えて１つになれる時代が来ればいいなということで松井さんと作った「ＭＯＯＮ」って曲を聴いてほしいなと思います。」

09.MOON

またまたここで長々としゃべりだすヒムロック。
「次の曲はツアーでは初めてやるんだけど。「Missing Piece Meets the Big O」っていう４歳か５歳くらいの子供が読む絵本があるんだけど、そのBig O（ビッグオー）がパックマンみたいなやつで、自分に欠けているピースを探す旅に出るんだよ。そこにうまくはまるピースが見つかれば人生もっと良くなるんじゃないかってことでさ。
この話は「ZERO」って番組が俺を取り上げてくれたときに話したんだけど。
おまえらももうそれなりに経験をしてきた歳のやつらばかりだと思うんで、まあたまに若いやつらも交じってるけどさ、壁にぶつかったりもすると思うんだけど、それは俺もいっしょなんだよ。
「ZERO」では「５０の天命」ってテーマで俺を取り上げてくれたんだけど、俺は５０歳になったけど自分の天命が何なのかなんてわかんねーだよ。
相変わらずそれが性分なんで毎回必死にやっているけど、自分が何のために生きているかなんてわかんねーんだよな。
だけど、今回こうやってもう４６本全国を回って来て（４６本？^^；）、これが俺の天命なのかなとは思うよ。
こうしておまえらに熱く迎えてもらえて、おまえらの何倍も俺は幸せだと思えるんで、これが俺の天命なんだろうな。
５０にもなって今さら夢をみようなどとは言わないけど、何かを必死にやっているとそれなりに見えてくる景色もあるしね。
他人がどう言ったって関係ないんだから、みんなも探しているものがあったらあきらめずに探してほしいなって思います。
これからの人生、まだまだ長いと思うんで、その人生の応援歌としてこの曲を贈りたいと思います。」

10.MISSING PIECE
11.Sarracenia
12.Claudia

この曲大好き！　

13.Say Something
14.The Distance After Midnight

この曲も大好き！　で、なぜかチャーリーがぶっ壊れたようにドラムを叩いていました（笑）

15.My Name is "TABOO"

んー、やっぱり原曲のキーでは歌わないね。私がこれまでに行った８本、一度も原曲のままのキーでは歌っていない。
一度原曲のままで聴いてみたいと思っていたけど、今日の喉の状態では無理だね。
で、オフレコのところは「プレジデンシャル」に固定されたね。

16.忘れてゆくには美し過ぎる…

ここから、ヒムロックもバンドもオーディエンスもぶっ壊れて畳みかけるように疾走！かっこいい！！

17.NO MORE FICTION
18.LOST WEEKEND

いつも通りアウトローで袖にいったん引っ込む。
最初のころは、目薬を挿しに行っただの、吸入しに行っただの、トイレに行ったなどと失礼なことを言っていましたが（笑）たぶん、間髪いれずに「TASTE OF MONEY」に行くための準備かなっと思うようになりました。真相は不明だけど^^；
「LOST WEEKEND」の演奏が終わると同時に「Oh yeah！ 金がすべての世の中じゃねーよな！　Oh TASTE OF MONEY！！」と絶叫してセンターポジションへ。

19.TASTE OF MONEY
20.WILD AT NIGHT
21.WILD ROMANCE



EN1

まずは、スカジャンに着替えたヒムロックだけがステージに出てきて、バンドメンバーを１人１人紹介。

「Thank you！　毎回こうして暖かく迎えてもらえてうれしいです。俺は芸がないんで感謝の気持ちを伝えるのに「愛しています」とか「ありがとう」とかしか言えないんだけど、
本当に心から（ここでマイクで心臓を２回叩いていて、コンコンと大きな音がしていました）愛しています！
今回の過酷なツアーで俺を支えてくれているメンバーを紹介します。」

「みんなもう当然新しいアルバムを聴いてくれたと思うけど。え？聴いてねーのかよ？なわけないな（笑）
今回のアルバムは、俺もＬＡに住んでもう１３年ってことで、自然にＬＡの風がみんなに伝わるようにとかなり気合を入れて作ったんだけど。
そのアルバムに命を吹き込んでくれたやつを紹介します。チャーリー・パクソン！」

「俺の中ではＯＮＳとＨＴＨのツアーがベストなんだけど（私には今回のツアーがベストだよ^^/）、そのＨＴＨからずぅーっと！頼りにしっぱないです。ＤＡＩＴＡ！
おぅ、ＤＡＩＴＡが今着ているＴシャツ、新しいやつだろ？ちょっとエルビス・コステロみたいでかっこいいよな。それ、ＤＡＩＴＡ・Ｔシャツだよな？」
オールバックにしてきたＤＡＩＴＡが照れまくり（笑）

「ソロのキャリアと同じくらいつきあいが長いんだけど、いつもあんまりしゃべらなくて。一度だけやつがめちゃくちゃ酔っぱらった時に、こういきなり肩を組まれて「今日はヒムロックと呼ばせてもらいます」と言われたことがあったけどな（笑）普段あまり話しはしないけど心は通じ合っています。俺の女房役、西山文晃！」
西山さん、照れながらヒムロックの後ろを通過して自分の立ち位置に。
「こっちは心が通じていると思っていても、そっちはそうは思ってなかったりしてな（笑）」
これに、「大丈夫っすよ、通じてますよ」って感じで満面の笑顔でヒムロックを見ていた西山さんでした。

「これは、これじゃない、この人も付き合い長くてバンド時代から世話になりっぱなしです。このあいだ４９になって、俺も５０になったんで同世代で、よくトイレで連れションみたいにいっしょになって、その時くらいしか話をしないんだけど。
最近、尿のキレが悪くなったらしいけど（笑）、ギターのキレは最高です！　本田毅！」

「今回からめちゃくちゃフレッシュなフレッシュミートが（フレッシュミート？新鮮な肉？^^；）参加してくれました。
まだ３０前なんだけど確かなプレイで「ＭＯＯＮ」なんかも俺がどんな歌い方してもきちっとナイスポイントで拾ってくれます。今井隼！」
ホントにさわやかな笑顔でみんなに深々とお辞儀する今井ちゃん。おばちゃん受けしそうなタイプだなあ。
その今井ちゃんをニコニコと本田さんが迎えていました。サポメンさんたち仲良さそう。

今日は裏方のテッセーさんも紹介。
「もう１人、みんなには見えないんだけど、脇にマニピュレーターの」
ここで「テッセーさ〜ん」と客席から声援の声
「お、有名だね。このあいだ移動の時に駅で女の子のファンと話したりしてたんだよな。おとなしそうな顔してやることはちゃんとやっているっつー（笑）哲靖です！」

「明日もここでやるんだけど、そのあとの横浜はビデオを回すんで俺はあんまりしゃべんないと思うんで、今日はその分たっぷりしゃべっておこうと思ってさ（笑）
今回のツアー、今のところ事故もなく、まあこの先もあっちゃ困るんだけどね、すごい過酷なスケジュールのツアーを毎回プロの仕事で俺を支えてくれているスタッフ全員に拍手を！」

01.SWEET REVOLUTION
02.IN THE NUDE



EN2

「特別な夜には特別な曲を贈ります！」
ANGELのイントロが流れた瞬間、会場にどよめきが起こってファンがほとんど全員ぶっ壊れ！（笑）

04.ANGEL
05.SUMMER GAME


今回は、ライヴに行く前に名鉄百貨店で開催していた「サロン・デュ・ショコラ」に行ったり、「まるや本店」でひつまぶしを食べたりしました。