KYOSUKE HIMURO SPECIAL GIGS THE BORDERLESS FROM BOOWY TO HIMURO
2011年12月31日(土) 日本武道館 15:00会場 16:00開演 18:10終演
今日はほぼ希望通りの席で見ることができました(1F南西スタンドD列34番)。
思えば去年の年末と同じパターンの席。
1日目が2F東スタンドで、2日目が1Fスタンドのほぼ正面から。

ヒムロックらしい、そしてヒムロックにしかできないかっこいいステージでした。
このヒムロック特有の美学に貫かれた完璧主義のステージングはいつ見てもゾクゾクします。多くのボーカリストがヒムロックのステージングのまねをする気持ちがわかる!

SarraceniaのあとのMCで、あぁ、ヒムロックはやっとBOOWYの呪縛から解放されて自由になるんだなぁっと思いました。
このツアーがファンに対する最後のBOOWYのサービスになるのだろうなぁ。
すでにBOOWYであってBOOWYじゃなかった。BOOWYが氷室京介の一楽曲として消化されていたと思いました。
初日の幕張で、BOOWYと氷室の楽曲が1つに融合していて、もはやBOOWYも氷室もなくヒムロックが歌えば「ヒムロック」なんだなっと思い、
最終日の武道館では、ヒムロックはようやくBOOWYの呪縛から解放されて自由になるんだなぁっと思いました。
そう言えばANGELの歌詞もオリジナルの「臆病な俺を見つめなよ」に戻っていました。
「臆病者にはなりたくない」と歌詞を替えた時から、いつか時が経って「臆病な俺を見つめなよ」と歌える日が来るのではないかと思っていました。
2012年から始まる新たな氷室京介の歴史を見守って行きたいと思います。
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セットリスト&MC


今ツアー初のダブルアンコールありでした。
昨夜は体調不良なのかと心配したけれど、今日は打って変わってエネルギッシュで声にもいつもの艶と伸びが戻っていてかっこよかった。
あまりに楽しくて記憶があいまいで、どこでだったかが思い出せないけれど、ペットボトルは2本。
2本ともアリーナBブロックの中央、2〜4列目あたりに落下。
そして、どの曲だったか思い出せないけれどエンディングでマイクを落っことしそうになって「やばっ、あぶねー」っとあわてていたのが萌えポイント。

01.BITCH AS WITCH

「会いたかったぜ! 今年最後の夜だぜ! 思いっきり騒ごうぜ!」
 
02.DRIVE

03.BANG THE BEAT

曲のあとでお着替え、そして簡単なMC
「ようこそっ! 武道館Baby! いろいろあった2011年、一番最後の日におまえらと会えて嬉しいぜ! 今夜は思いっきり騒ごうぜ! イカせてもらうぜっ!」

04.PARACHUTE

05.RUNAWAY TRAIN

06.BLUE VACATION

07.ハイウェイに乗る前に

08.BABY ACTION

09.ONLY YOU

「今日もこんなにたくさん集まってくれて気持ちいいー。真冬の最中、表はめっちゃくちゃ寒いけど、おまえらみたいに熱いやつらにぴったりな曲を。」 

10.SUMMER GAME

♪真夏の駆け引きには〜♪を♪真冬の武道館で〜♪と歌詞を変えて歌っていました。
そして今日はいつものポイントで「愛してるぜ、武道館Baby!」

11.WILD ROMANCE

12.LOVE SHAKER

13.Sarracenia

「今回、この年末にショートツアーとして6本組んだんだけど。東京で4本…、あ、幕張は千葉か…。それから大阪と名古屋。
今日が最終日なんだけど、6月にみんなもよーく知っての通り、東京ドームで、BOOWYの曲ばかりを集めたライヴをやらせてもらって。
そのライブを受けてのツアーってことなんで、もしかしたら俺のライヴを初めて観るやつらも来るんじゃないかと思って、
BOOWYの中で俺の好きな曲と、自分の曲の中で代表曲みたいなのを集めてライヴをやってるんだけど、みんな楽しんでくれてるかな?
え〜、ここで1つみんなにきちっと報告をしておかなきゃいけないことがあって、俺はず〜っと長い間、東芝EMIっていうレコード会社に世話になっていて。
正式には11月くらいからかな、ワーナーっていう会社に移籍をしました。移籍した理由ってのは…、これは説明していると来年になっちゃうんで(笑) それについてはまた別の機会にしようかと思います。
EMIには本当に長い間世話になって、BOOWYのころからずっと、ソロになってからも一貫してMr.K(糟谷さんのこと?)がず〜っと俺の担当をしてくれて、親身に面倒を見てくれて何の遺恨もないんだけど。このままEMIにいても良かったんだけど、まあペテン師だけは俺と許してほしい、かな(笑)
やっぱEMIは、俺にとってはBOOWYで歴史をつくった会社で、6月にライヴをやって心機一転、元BOOWYの氷室京介ってことじゃなく、どこから来たかってことじゃなく、これからどこへ行くかってことにフォーカスして、そこをみんなに見てほしいなってことで踏ん切りをつけて、EMIを円満退社(笑)させてもらってワーナーに移籍しました。
で、もう見てくれた人もいると思うけど、6月11日のチャリティーライヴのDVDをリリースしました。あの日のライヴは、こういうチャリティーライヴにしたいっていう俺の気持ちを本当にすごくスタッフが汲んでくれて、100%成功なチャリティーライヴになったと思います。
うちの会社(BEAT NIX)とワーナーからそのDVDをリリースしたんだけど、ワーナーは今回のDVDに関して俺の気持ちを汲んでくれて、
もちろん必要経費は引くんだけど、収益を全額東北で困ってる人たちに贈りたいっていう俺の気持ちを汲んでくれました。
みんなが見ているDVDはきちっとチャリティーに行くっていうことをここでちゃんと言っておきます。
なんか、こう…、真面目な話をするとどうもシーンとなっちゃうんだけど(笑)、この後もみんなに楽しんでもらえるよう用意した曲がたくさんあるんで、最後まで楽しんでいってほしいなっと思います。

14.JEALOUSYを眠らせて

15.ROXY

16.KISS ME

17.LOVE & GAME

「行くぜ、武道館Baby! ここからキレるぜ!」
 
18.PLASTIC BOMB

19.WILD AT NIGHT

歌い終わりに「武道館、最高!」

「最後に日本の有名なロックンロールを贈りたいと思います。NO!」
ここで、ヒムロックの「NO!」とファンの「NEW YORK」の掛け合い。
 
20.NO! NEW YORK

この曲の前にジャーンっとギターの音が鳴った時、「え?まさか、ON MY BEAT!?」っと思ったのは私だけ?


------ENCORE------

上に羽織ったシャツを着替え、ロザリオをドッグタグに替えて登場。

01.IF YOU WANT

02.VIRGIN BEAT

「Thank you、ありがとう武道館。2011年はみんなにとってもいろいろなことがあったと思うけど、俺にとっても本当にいろいろなことがあって、2011年の一番最後の〆の日にこうしてみんなと会えて、本当に嬉しいです。」

ここでメンバー紹介。
Ramy Antoun「今回、いつもスタジオで叩いてもらっているオリジナルのドラマーに来てもらっています。」
DAITA「俺とはもう、めちゃくちゃ長〜い付き合いになります。頼りになる男です。」
西山さん「めちゃくちゃシブい男です。いつもほとんど口をきかないけど、気持ちと気持ちはわかりあっている…。俺はそのつもりです(笑)」
今井君「こいつは参加したりしなかったりなんだけど、弱冠30歳。めちゃくちゃ若〜いキーボーディストです。」
本田さん「バンド時代からめちゃくちゃ世話になりっぱなしで、頭上がんないです。」
Tessey「その隅っこの方にめちゃくちゃインテリ系のやつ、マニュピレーターっていう仕事で影から支えてくれています。」

もちろん今日もヒムロック自身の自己紹介を促す盛大な拍手。やっぱり照れた表情をして自己紹介できず^^;
「俺はデビューして23年になるんだけど、バンドを結構ピークって言われる状態で解散して、最初めちゃくちゃ不安な状態の中で、この曲でみんなとの歴史をスタートしたいなと思って、とても気持ちを込めて作った曲を最後に贈りたいなっと思います。ANGEL!」

03.ANGEL

特攻の花火が上がり終了。
「以上をもちまして、本日の公演はすべて終了しました。どなたさまも…」の場内アナウンスが繰り返される中、
今日こそはもう一度ヒムロックをステージに戻ってこさせようと、会場中が盛大な手拍子とヒムロコール。
「本日の公演はすべて終了しました」のアナウンスのボリュームがあがるとファンもさらにボリュームをあげてヒムロコール。


------ENCORU-------

「Thank you,武道館。最後に夢を見ているやつらに贈るぜ!」

04.Dreamin’
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本格的に電子チケット導入 武道館に行く前に新宿のパン屋に寄る ゴミ箱みたいなコインロッカー(品川駅にて)
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帰りのみ青春18切符を利用して鈍行で。 東京18:50(東海道線・伊東行き)−熱海20:45,20:50(東海道線・静岡行き)−静岡22:05