VOICE 2009.10.07更新


KING SWINGの会員だけがアクセスできる、この音声トラックを聴いているみなさん、元気ですか?
2週間強の日本での滞在予定を終えて昨日(きのう)LAの方へ戻って来ました。
今回の滞在はですね、まずは矢沢永吉さんの60歳を記念するアニバーサリーライヴにシークレットゲストということで出演させていただいたことと、それからみんなもよ〜く知っての通りチャリティのね、WaterAidとういうライヴにね、出演するために帰国したわけですが、本当にね、短い滞在ながら、今回のこの帰国は俺にとってはすごく思い出に残るであろうね、非常に感慨深い帰国になったので、まあそのね、あたりの思いのたけを自分の口から会員のみんなに聴いてほしいなということで、久々にね、こうして録音しています。

まず矢沢さんのその60歳の60th anniversaryのライヴに俺がね、シークレットゲストで出たことに関して、最近俺のファンになったような連中は特にね、意外に思っている人も多いのかなと思うので、ここでちょっとしゃべらせてもらおうと思いますが、実は俺は12〜3のガキのころから矢沢さんの大ファンで…。
元々俺はどちらかというとね、当時ね、結構ひねたガキでさ、世の中こう斜めに見ているというか、ネガティブアスペクトにばっかりフォーカスするようなこざかしいガキだったのよ。
まあ自分を取り巻くその周りの景色というのは、何もかもがインチキ臭く、嘘っぽく見えたりして、それこそBOφWYの「16(sixteen)」っていう自分で書いた曲じゃないけれど、何もかもに反発して、何もかもに唾を吐いて、何もかもにしらけていたのね。
で、そんな自分のネガティブにネガティブに、こう物事を考えるそのひねたガキをポジティブな方向に180°考え方をガーっと向けてくれたのが矢沢さんが書いた自伝で「成り上がり」っていう本なんですよ。
俺が16歳のころにね、矢沢さんが書かれた本なんだけど、その本の中で矢沢さんはその自分のね、その価値観の持ち方、それから自分自身をどういう形でモチベーションを自分でこう上げていくかっていうようなね、ことを本当にそのいわゆるグレている連中っていうかさ、世の中にうまく融合できないような連中に対して、周りと違う価値観の中で自分の価値観を持つことでどういうふうに生きていったらいいんだっていうようなね、その道しるべになるようなことを、すごく矢沢さんなりの哲学で、こう延々と語っているわけですよ。
自分の子供のころからの、その体験談とかそのいわゆる矢沢フェラシティフィ、矢沢哲学を延々といたるところにちりばめながら…。
その本はやっぱりね、矢沢さんがたぶん、人間としてのその品格っていうかなあ、人間性みたいな部分が本物だからこそ、その本がね、ちょっと気持ちがザラついているいるような、魂ザラついているような連中に響くんだと思うのね。
そんな俺の人生を変えてくれた、まああの時に矢沢さんが「成り上がり」って本を出してくれなかったら、今の氷室京介っていう存在もなかったであろう、その矢沢さんにですね、60歳のライヴをやるからちょっとゲストで出ないかって言われて本当に死ぬほどうれしかったですね!
当日、本当だったら自分が出演者としてそのコンサートに参加しているようなケースは結構脇からちょっと覗きに行ったりしても、自分の出番まで自分のヘア直したりとか化粧直したりとか楽屋裏でちょろちょろやっていることが多いんだけど…。
あの日はですね、スタッフの方(かた)にわがままを聴いてもらってオープニングから3分の2くらいまで矢沢さんがステージ上でやっているのをず〜っと見せてもらったんですよ。
でね、これはお世辞でなく本当に60歳を迎えてますますかっこいいなっていうね。あの日のステージ、本当にかっこよかったですね。
やっぱそれも何て言うのかMCの1つ1つにしてもね、実際にその逆境をはねのけてきた男だけが語って許される言葉の重みとかね、本当に歯をくいしばって乗り越えてきた男だけが発せられるオーラとかね。本当に肩の力を抜いているわけですよ、矢沢さんは。全然たぶん年々自然に自然になっているんだとたぶん思うんだけど…。
その自然体でいることがもうかっこいいっていう、あんな男になりたいなってファンは思っちゃうよね、そりゃね。
で、俺なんかももうすぐ、今48で、もうすぐ50を迎えようかと、まあ49歳を飛び越えて50にはならないけど(笑)、あと2年経ったら50っていう…。
それだけ俺ももう十分すぎるほど大人なわけですよ。
で、もともとガキのころすれてたような、そんな資質を持っているわけだから、そんなやつが50年生きてくるとかなりすれっからしなわけで、そのすれっからしのね、いいオヤジをあれだけ熱くさせる男っていうのはやっぱかっこいいの極致だよね。
それはもう小手先のなんとかじゃないね。こざかしいことを言ってうまいことを言って世の中渡っている連中もたくさんいるけど、そんなのとは雲泥の違いっていうかね、もう本当に男として生まれたらあんなふうになりたいなって、相変わらずその12のころから50の今までね、50じゃない、今48だけど(笑)、今までね、そう思わせてくれる、そんな先輩がいることに俺は本当にね、幸せというか、もう本当にありがとうございますって、そういう気分にさせてくれるライヴで…。
当日、45000だか50000人だかの矢沢さんのファンがね、俺、その出るときにみんなにね、実はこの思いのたけを、今しゃべっているようなことをね、当日ね、矢沢さんが「氷室京介ーーー!」って言った後に、「いや俺はよぉ〜」みたいな話でしたかったんだけど、まあライヴの段取り上ね、俺がこんなダラダラしゃべっているわけにはいかないわけで、なにかこう集まっている矢沢さんの、永ちゃんのファンに、俺の永ちゃんのファンになんとか気持ちを伝えたくて「Hello,兄弟!」って一発言ったわけですよ。でも思いっきり滑りましたけどね、それは。それは言わなきゃよかったなと。
で、そのあとに結構ちょっとおとなしめに自分のパフォーマンスをやっていたのは、やっぱ矢沢さんの品格、俺の中で矢沢さんはすごくやっぱシリアスな人なんだよね。だからその矢沢さんの品格を少しでも俺が汚さないように、まあ気を遣いながら、なんとなく当日矢沢さんの品格を汚すことなく終わったかなとは思いますけど…。
まあとにかく、40000だか、話しはあっちこっちに飛んでいますが、45000だか50000人だか集まっているファンの中で、これは後日矢沢さんにも言ったんだけど、あそこに集まっていたファンの中で一番本当に矢沢さんのかっこよさをわかっているのは俺ですよっと。なぜなら俺は、まあ曲がりなりにもね、同業者の端くれなわけで、その俺は矢沢さんが当日あれだけのオーラを発するために準備というかね、人が見ていないところでどれだけストイックにやっているかってことは、そりゃあもうわかるわけで…。まあね、そういう意味では、その矢沢さんのファンの連中からすると、「ざけたこと言ってんじゃねえよ」と言われるかもしれないけど、俺はね、あの日、本当に俺が一番矢沢さんのかっこよさをわかっている一番のファンだったなと自負しています。

え〜、続いてWaterAidに関してですが、これはですねえ、まあ当日見に来ていた連中はよぉ〜く事情はわかっていると思うけど、久々にですね、ふだんの正規オリジナルメンバーのDAITAとか西山君とかにはちょっと休んでいただいて、久しぶりにOne Night Standでやった、10年ぶりくらいにスティーブ・スティーブンスの起用と、それからトニー・フランクリンっていう、トニーはこっちで俺がレコーディングしている時にいつも、しょっちゅう参加してもらっているすっごいすばらしいミュージシャン、ベーシストなんですが、この2人に参加してもらってのステージだったんですが、これは結構、実際ふたを開けてみたら、やっぱリハの日にちが少なかったから、いかんせん即席バンドの感じってのが否めなくて、なかなかインプロビゼーションと呼ぶにも、ちょっとクエスチョナブルかなっていう、非常に出来栄えとしては、なんていうかな、レアな仕上がりになってしまって、まあ見に来ていた連中はね、まあ違ったことを、完成度を期待していた連中なんかからするとちょっと残念だったなあっていう意見も正直出ているんじゃないのかなあと反省しているライヴではあります。
まあね、元々そのチャリティの、何ていうの、そのアイデアっていうかね、コンセプト自体に賛同して、俺らが演奏することで少しでも水の大切さとかさ、それから世界で本当に、ま、日本なんかはね、蛇口をひねればどこにいても水にアクセスできるような先進国だからいいけど、まあいわゆる発展途上の国なんかでは、その水を得るために、それこそ子供たちがね、1日学校に行くことを止めて、その家庭のためにね、助けるために学校を休んで水を1日かけて汲みに行かなきゃならないような国もあるわけですよ。まあ、そういう世界的なね、グローバルな目で見ると大変な人たちもたくさんいるんだというところにみんなの意識を向けさせるというコンセプトのコンサートだったんで、まあそのコンサートに参加できたということは非常に有意義だったかなと…。
自分なりにその反省点として、あまりにも演奏がね…。結構ステージ上で、結構ドタバタしていたので、一番肝心のコンセプトを言わなきゃいけないのになかなかその余裕がなくて、なし崩しのように自分たちの演奏だけのことをしゃべって終わっちゃったというところがあったので、それは今回、WaterAidに参加した、その意味みたいなものをね、改めて。
すごくあの〜WaterAid自体は元々ポリスのスティングが中心になって、ポリスのメンバーが水の大切さ、そのグローバルな目で見た、世界で困っている人たちのために何か手助けできないかということで始めたすごく有意義なね、チャリティライヴなんで、まあそこに参加できてよかったかなと…。
で、最初にも言ったけど、その心意気というかね、アイデアに賛同して参加してくれたAFIのメンバー、もうAFIも俺、初めて生で見たんだけど、すばらしいバンドだったよね。元々キャリアがすごく長いバンドなんで、うまいだろうなとは思ったけど…。あれだけね、リハもやらず、パッと来てパッと演奏してあれだけのグルーヴというかね、クオリティというか…。
で、ボーカルのデイヴィーなんかにしても本当にステージを楽しんでいる感じ、泳ぐようにもうステージでパフォーマンスしているあの感じってのはね、すごく、みんな初めて見る人も多かったんじゃないかと思うけど、みんなに対してもすごく説得力を持って映ったんじゃないのかなと思います。
AFIに関しては、こっちではね、たぶん日本ではそれほどメジャーではないかもしれないけど、こっちではビルボードに何曲も1位になるような曲を送り込んでいる、もうチョー大きなバンドなので、そのバンドが、日本にね、いわゆる俺が「ミス・マーダー」をカバーしましたと…。その関係で今回このイベントに、じゃあシンパシーを感じて出ましょうと…。で、すごく友情のノリで出てくれたわりには、めちゃくちゃ、何て言うかな、ジェネラスというか、本当に全力でやってくれて、しかもデイヴィーっていうボーカルの彼はすごく性格がハーブルだよね。謙虚というか、ものすごく人間的にステージが高いなあというのを俺は感じました。
これは雑談というかね、エピソードとして聴いてほしいんだけど、彼は肉食じゃないんですよ、肉食じゃないってことはない(笑)、ベジタリアンなんですね。で〜、いわゆる魚(さかな)は食べるベジタリアンっていうのは結構いるけど、ちょっと中途半端なベジタリアンの人はたくさんいるけど、彼の場合はね〜、魚も食べなければ、それから身の回り、身につけるベルトとかね靴とかも革のものは一切身につけないのよ。っていうのは、動物が殺されてサファーなものを感じるっていう、その動物が殺されるときに痛みを感じる、そういうようなものは一切食べないし身にもつけないっていう完璧な、何ていうのかな、本当にその自分のその思想からくるベジタリアンで…。で、そのあたりのことも話ししてね、すごく感じたのは、まあ具体的に野菜しか食ってないと結構パワーあるなあというくだらないこともあるけれども…。やっぱりそのね、野菜だけを食べて、その思想から来る、そこまで徹底している人間のステージの高さみたいな…。クラスアクトって英語で言葉があるんだけどさー、音楽だけじゃなく、その私生活も含めて人間的に、まあ矢沢さん自身もそうだけど、それからGLAYのメンバーなんかにしてもそうだけど、俺の周りにはなぜかクラスアクトが集まってくるんだよなあ。
やっぱ音楽だけじゃなく人間的にステージが上、で、その人たちを見て俺が「あ、もっと自分も人間的に成長しないとだなあ」と思うようなね、人たちが、ホント俺の周りには集まってくるんだよねえ。

あ、今たまたまGLAYの話しが出たから、ついでに言うとですね…。今回、WaterAidと矢沢さんのライヴに参加するためにこちらを発つ前の日?前の日だよね、前の日にね、ちょうどGLAYがこっちのライヴハウスで、HOUSE OF BLUESっていう、結構大きめのライヴハウスで、老舗と呼ばれているライヴハウスがあるんだけど、そこで2度目のLA公演ってことでね、2日間やったのよ。で、その2日目は俺は日本に行く飛行機に乗らなきゃいけないので行けなかったんだけど、1日目の、初日の方のステージを見に行ったんだけど、GLAYのライヴもすごくよかったね。
で〜、ま、俺的には日本人がアメリカでステージをやると、ライヴツアーをやると、もっと物見遊山の連中が、いい加減な気持ちで見ているのかなと思ったけど、結構ね、たぶん2度目ってこともあったり、それからテル君の人格が言葉を超えて見に来ている連中に伝わってんだと思うんだけど、すごくきちっと場の雰囲気を、何ていうかな、言葉は全然通じてない割には、巻き込んでいて、なんかかっこいいステージだったねえ。
で、まあ正直言って、やっぱ日本とこのアメリカでの、そのポップな感覚とかさー、ロックで何をこう、何ていうの、その曲に関しての美意識みたいなものは、やっぱり文化が違うからやっぱあたりまえに違うわけじゃない?
だから、GLAYの曲でも、まあアメリカ人にはこの曲はあまり響かないだろうなとかっていう曲も確かに何曲かはあるんだけど、そのタクロー君が書く曲の中で比較的俺が「あ、タクロー君、やっぱいい曲書くな」と思うような曲はね、こっちのHOUSE OF BLUESの中で聴いて、こっちの空気の中で聴いても、やっぱりアレンジも、それから曲の、何ていうの、響き方もこっちでもやっぱ売れるんじゃないのかなっていうような曲が何曲かあって…。そういう意味ではGLAYがこれからもああいったアプローチをずっと続けていくっていうのは、可能性としてはすごくおもしろいから、結構注目すべきだなあと、結構感じましたねえ。
このところ俺自身もさー、マイケミカルロマンスのジェラルドとコラボしてみたりとか、今回の、たまたまね、「IN THE MOOD」っていうアルバムの中で「ミスマーダー」を俺がカバしたと、そこからAFIとつながりができて…、とかね。
そういうことも含めて、やっぱ昔に比べると、それぞれの国のミュージックシーン自体がね、めちゃくちゃ狭くなっているっていうか、グローバルな感じで、みんなつながり方が昔よりは楽なんだね、きっとね。
まあ、俺なんかはこっちに実際住んでいるから〜、で、まあこれもちょっといやらしい言い方だけど…。たとえば何か、何ていうの、お互いの弁護士同士が知り合いですとか言ってさー。で、本人が家に遊びに来たりすると、それなりにすごいでかい家に住んでいたりとか、ま、アメリカ人ってそういうの結構弱いから、まあ、そんなスポーツカーが何台もあってでかい家に住んでいてとかいうと、「ま、その人はそういう人だからつきあっておこう」っていうのもあるんだろうけど、実際は、ぶっちゃけた話しね。
でも、まあそういうことが、事のきっかけだったとしても、でもお互いにコラボレーションみたいなものとかコミュニケーションみたいなことを重ねていくうちにね、日本の音楽がどんどんどんどんこっちに出ていくきっかけみたいなものは、やっぱり昔よりも断然増えているような気がするよね。
でー、俺なんかは比較的80年代から最近の、それこそね、たとえばセックスピストルズから思いっきりかぶったとしても、未だに今の若い連中が聴いているさー、シルバーサンピックアップスとか最前線の連中がやっているようなことも、未だに俺にはかっこよく響いているわけだよ。だから、そういうことを自分の中でうまくうまく消化していけばね、結構俺自身もGLAYもまだまだ未知の分野っていうかね、日本でもちろん日本のオーディエンスを喜ばせることは第一プライオリティで大事なんだけど、それ以外の自分の可能性みたいなものをさー、追求しても悪くないのかな〜っていう気がすごく最近してんのよ。
で、こっちの人の名言でさ、If you can dream it ,you can do it.っていう言葉があるのね。
もしもイメージできることがあれば、さっきのその矢沢さんの話しじゃないけど、自分の中で夢を見ることができれば、いつかはそれは叶いますっていうさー。まあ元々、夢見ることっていうかイメージできなければ、それは現実には起こるはずがないわけで…。待っているだけで何かおいしいことが来るかなって、ただ待っているだけで物事が起こらないのはあたりまえのことで…。
だからそのポジティブな自分のイメージ、自分の手に入れたいこと、そういうことをイメージさえできればね、それに向かって少しずつでも頑張れば、いつかはそれが起こるっていうねえ、気は最近すごい、またするんだよねえ。
まあ、俺なんかにしても10年前にさー、来たときに、やっぱこっちの有名な、ビルボードに出てくるような人たちと何かが、コラボができて、しかもそれがコーディネーターにね、全部セッティングされるんじゃんく、自分の力でこう、何ていうかな、ぶつかりながらコラボレーションができたらすごくかっこいいなあと思っていた、なんとなくこう自分の中でイメージとして、もあもあ〜っと思っていたことが、実際にこう9年いるとさー、こないだのジェラルドとやってみたり、AFIと知り合うことができたりってことがあるんでね。
まあそういう意味ではこのあとも前向きに、こちらでもたとえばコウチャだとかさ、大きなイベントがいっぱいあるじゃん。そういうものに出たりとか、またせっかく知り合った連中と、たとえばGLAYと、GLAYなんかにしてもこっちで活動することをすごく考えているわけだから、そのミュージシャン同士が発信する新しいエナジーで新しいジェネレーションで、何か1つムーヴメントっていうかね、ニューインベンションっていうかね、まあそういう何か新しいことができたらおもしろいなあとすごく思いますね。

で、これはもう、あの〜もう報告しても、たぶん大丈夫な時期だと思うのでここで報告しますけど、来年のね、日にち?期間?えっと〜時期は、日本語がしゃべれないよ(笑)、時期はですねえ、まだ定かではないんですけど、俺とGLAYとマイケミカルロマンスで何かイベントをやりたいなあという話は実際に出ているわけですよ。
そこにこないだWaterAidのあとに、AFIのほうとちょっとGLAYのタクロー君たちもちょっと話しが盛り上がったみたいで、
AFIも参加したいねってことで、もしかしたらSWING ADDICTIONUなのか、まあタイトルは違うかもしれないけれど、みたいなものをね、日本で来年の、そうだなあ3月とか、まあわかんない、5月くらいなのかもしれないけど、たぶん大きな所で、日米のミュージシャン同士発信の、めちゃくちゃ今い感じのね、イベントが可能になりそうなんですよ。
で、その節はぜひともみんなに集まってもらって、そのアメリカとね日本の、ていうか、もしかしたらヨーロッパからも、実はトーキョーホテルっていうベルリンのバンドも、最近ちょっとした知り合いから紹介されて知り合いだったりするんで、まあそいつらも集めて新しい、そのさ、それこそさー、よくあの〜ほら、アマチュアに毛の生えたようなプロが、よく下北に住んでいるようなミュージシャンがいるじゃんか。
そいつらがさ、ライヴハウスでさ、友達レベルで知り合いになったバンド同士でライヴやったりするじゃん。
それと同じようなことを世界レベルでやりたいなあっていう…。たとえば東京ドームとかでかいとこで…。
そんな馬鹿げたこともちょっと思ったりしているんだよね。
結構こっちの連中もすごい乗り気なんで、たぶんそれも近いうちに実現すると思います。ま、楽しみにしていてください。

まあそんなこんなで、ここ2週間くらいの間に起こったこと、それからそれに対して自分が感じたことをつらつらとしゃべってみました。
このあとはですね、俺はいよいよアルバムの制作に入ります。
俺の場合はですねえ、結構アルバム制作は普通の日本のアーティストよりもかなりじっくりと腰を据えて制作していくタイプなんで、できれば、できればというか、自分の中ではね、もうある程度ね、何ていうかな、コンセプトとか次にやりたいことってのは、ある程度見えているので、3月もしくは5月のイベント前にはみんなのところに、その作品を届けられるペースでがんばっていこうかなっと思ってます。

ちなみにこれは余計なことですが、マイケミカルロマンスの方もですね、今難産していまして、たぶん来年の3月から5月の間にかけてアルバムがリリースされるんじゃないかな。
それからGLAYの方は新しいツアーが始まるんだね、たしかね。
で、矢沢さんの方は10月のですね、後半、えっとー20何日くらいから、たしかまた全国ツアーが始まるので、矢沢さんのステージ、ぜひ見に行って、みんなにも、うちのKING SWINGのファンにも見てほしいな。
で、どうして俺が矢沢さんが好きなのか、たぶんまあ一目みればわかってもらえると思うんでぜひとも足を運んでください。
では。

*「え〜」「あの〜」「その〜」などの言葉は省略して書き起こしました。