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子持ち金盞花
Calendula officinalis var. prolifera


キク科
発芽適温 20℃


普通の金盞花(親花)の周りを小さい花(子花)が囲むように咲く。
親花が咲き終わってから、子花の茎が伸びてきて子花が咲く。
ビクトリア時代に盛んに栽培されていたという品種で、現在では珍しい部類に入る金盞花。
比較的、ウドンコ病に強いように感じた。
親花の花径は5cm,子花の花径は3cm,草丈約30cm

種の入手はChiltern Seeds 他
この栽培に使った種はZふぁん配布,栽培参考文献はZeさんのウェブサイト(閉鎖)

栽培記録 2006/9/17播種,9/24発芽,10/8ポットあげ(本葉2枚),11/5定植,12/28〜開花,摘芯


すべての株で子持ちが発現するわけではなく、子持ちの発現率は低い。
今回栽培した6株のうち2株で子持ちが発現しただけ。
以下、左が子持ち,右が子持ちにならなかった花の画像。


親花の花姿には、さほどの違いはない。


子持ちになる花とならない花では、萼(がく)に違いがある。
子持ちになる花の蕚は、でこぼこしていて、膨らんでいる部分から子花が伸びてくる。


親花が終わりかけてくると違いがはっきりしてくる。
子持ちになる花は、萼に子花の蕾が見えてくる。


子持ちにならない花は、子持ちにならないかわりに花のすぐ下で分枝する。


子持ちの花は、子花の茎が伸びてきた。




ここからは、子持ちになった花の先進む様子