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メコノプシス
Meconopsis


ケシ科
発芽適温 13〜15℃


何年か前にヒマラヤの高地で風にさらされながら人知れず咲く青い花をTVで見たことがあった。
それをまさか自分が育てようとは夢にも思っていなかった。
が、2009年3月13日にその青い神秘の花「メコノプシス ベトニキフォリア(Meconopsis betonicifolia)」が我が家にやって来た。
1日早いPotさんからのホワイトデーのプレゼントとして(*^_^*)
それは4号ポットに植えられた開花予想株!であった。
ペットボトル包装で到着。
注)本来は通気性のためにキャップをはずして送らきゃダメよ^^;
厳重な包装で
クッション付き!
4号ポットのどっしり苗
いかにも咲きそう♪
葉っぱが...毛深い!


開花予想株!なんだから、確実に咲くのかと思っていたらそうでもないらしい。
咲かない!というより咲く前に枯れる確率が高いらしい。
気温が25℃になったら絶望的、土の温度が20℃を超えたら絶望的...なんだそう。
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2009/3/14
翌朝さっそく植え替え。
ポットから抜いてそのままそっと6号鉢駄温鉢に。
赤玉小粒+小粒軽石+バーク堆肥+籾殻燻炭,元肥としてマグァンプKと骨粉


後から聞くところによると、深鉢の方が良かったらしい。
酸性用土を好むので鹿沼石などを使ったほうが良かったらしい。
しかも、アルカリ資材である籾殻燻炭はない方が良かったらしい。
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2009/3/16
よく日に当てることが重要、しかし地温を20℃以下に保たないといけない。
そこで、地温上昇防止のために軽石(鉢底石)でマルチング。
鉢の側面に直射日光が当たるのを避けるために二重鉢仕様。
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2009/3/22
早く咲かせるための悪あがきとして、日長を演出^^;
夜9時ころまで玄関の外灯の下に(効果のほどはかなり疑問)。
開花は雨季。それまでは乾季ということで雨に当てないように注意。
夜温が低い方が良いとのことなので、夕方水やり。

昼間の温度上昇が心配で、さらに鉢の表面に石を積み(漬物か?^^;)、
鉢の周囲を植物で囲む。
午後2時近くまではよく日が当たり、それ以降は日陰になる場所。
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2009/3/27
我が家に来てから約2週間。結構大きくなったんじゃないかと思う(?)
昨夜の強風で葉が1枚折れた。しかも葉っぱ同士が擦れて茶色に変色…
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2009/3/30
systemさんが「もうぼちぼち蕾が見えるんじゃないかなーー」っと。

そんなはずない!っと思いつつ、早速中心部の葉をかき分けてみました。

これって、花芽!だろうか…?

花芽ですって!
ただ、気になることも。
葉の縁が黒ずんでいるものや、茶の斑があるものがある。
単に葉が傷んだだけなのか?
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2009/4/11
10日ほど前は、中心の葉っぱをかき分けないと見えなかった蕾も、上へ伸びてきたので、はっきり確認できるようになった。

横にもう1つ小さな蕾もある。

これまでに、薄い液肥を2回追肥。
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2009/4/13
急に花茎が伸びた@@
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2009/4/16
花茎の長さを測ってみたら35cm、頭が重くなってきたのか蕾が下向き加減になってきた。もうそろそろ咲くらしい。
脇にも蕾が出てきている。
茎が折れやしないかと心配で支柱について、ブーママさんに問い合わせたところ
「メコノさん 順調に蕾が膨らんできてますね〜気温によってこれから蕾があっちこっち向いて踊るですよー
っで、支柱はいけません! この時期に支柱を挿すのは枯らす要因になるんです
鉢の周りからの支柱なら問題ないですが、用土に何かを挿すのはいかんです、はい。
以前、同じようなことをされた方がおりましたが、咲く寸前で枯れてしまったんですよ」
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2009/4/18 頭が水平に 2009/4/19 2009/4/20 頭が下向きに
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2009/4/21夕方 殻が割れかけてきた 2009/4/22朝 殻が取れない…。そっと手で外してしまった^^;
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2009/4/24 ウドンコ病が出てきたので、市販の病害虫用スプレーをシュッ
2009/4/25 花が散ってしまってので、花首あたりで摘む。
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2009/4/26 第二花が咲いた。第一花より一回り小さい。殻がなかなか外れなかったので手で剥いてしまった^^;
そのせいか、なかなか花が開ききらなかった。
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2009/4/29 第三花 第二花よりさらに小ぶり。しかも、やっと開いたと思ったら強風にあおられ花びらが1枚消失…
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2009/5/2 第四花 2009/5/8 第五花 
完全には開かなかった
2009/5/10 
第五花開花直後から急に弱って来た
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花後から急に弱って来て、葉が茶色く枯れ上がってきたので半日蔭に移動するも、あっけなく枯れてしまった。